大学生サッカーコーチの備忘録

4月に現場デビューした大学生サッカーコーチが指導について、分析した試合について述べてゆくブログです。

アメリカサッカー コーチングライセンス制度

最近はほんとグローバルな世の中ですよね…

というわけで、僕は前々から海外ライセンスの取得を考えています

自分には特筆した選手キャリアが無いので、それを少しでも補う為に有効なのは、海外の指導者ライセンスではないかと。

資格ってのは保有者が少なければ少ないほど、価値が高まる(もちろん数より資格のブランドが重要ですが)故に、日本においてはまだまだ海外ライセンス保持者は一目置かれる存在ではないでしょうか。

まあ資格あっても指導力が大したことなければ意味ないんですけどね。

 

で、今回スポーツ科学においては最高レベルではあり、近年サッカー熱が高まっているアメリカ合衆国の指導者ライセンス制度を調べてみました。

基本的システムは以下の図です。

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特徴①無料のグラスルーツコーチング講習がある。

1番下のコースはこれ無料の講習だそうで、日本でいうとキッズリーダーみたいな資格ですね。無料ってのが普及させるうえで重要かと思います。

 

特徴②人数によって違う講習コースが開講されている。

下から2番目、これは4v4や7v7などそれぞれ独立したものなんですね。恐らく指導する対象に合わせて、無駄をカットした形になっています。

 

特徴③Dコースからは11v11を想定か

Dコースの受講条件として最低でも11v11のコースを通過してることが定められています。故に、ある程度本格的に指導する人はここからが重要でしょう。

 

特徴④Cライセンス以降は指導経験

Cライセンスは18歳以上で、Dライセンスを最低12ヶ月間保持してないと受講できません。

この先も、Bは12ヶ月のC級保持&3年のコーチング経験が必要です。

しかしながら、推薦制度等は無いようです。

 

では、日本人が取りに行きやすい資格かというと、あまりオススメは出来ません。

C級ですら、D級を1年以上保持してないとダメなわけですから(審査で海外ライセンスが同等と認められる場合もある)かなり長期滞在する場合でないと難しいでしょう。

 

この制度は近年改定がなされて現行の形になったようです。