大学生サッカーコーチの備忘録

4月に現場デビューした大学生サッカーコーチが指導について、分析した試合について述べてゆくブログです。

C級ライセンス講習会②

流れ〜

3日目・・・実技2.5h、講義2hh

4日目・・・実技1h、講義2.5h

5日目・・・指導実践3〜4h

 

3日目4日目は安定して実技と講義のダブルでメディカルなどはサッカーを知ってる人でも4種年代を指導するうえでトレーニング負荷などの参考になる内容かと思います。

 

5日目の指導実践というのは、与えられたメニューを指導教本通りにやるものです。

指導対象は同じ講習を受けてる大人たちです。

実際受けててこれが最初の難関だと思いますね笑

教本通りと言ってもやはりメニューの狙いやオーガナイズの意図をしっかり理解してないと講師から痛烈なダメ出しをくらいますし、コーチングもしっかりと学んだことを出さないと指摘されます。

1人1人終わるごとにミーティングを行って、反省点と良かったポイントを教えてもらえます。ときに厳しいことを言われますが、ここはすごく自分のためになるので有益な時間です。

そして、ここで得たフィードバックを生かして最終日の子供相手の指導実践に臨むことになります。

 

また、通信課題(宿題)もありますが、受講者同士で協力したりして大きな負担なく終わらせることができますので、大丈夫です。

 

③へ続く

C級ライセンス講習会①

〜流れ〜

初日・・・ガイダンス1h→技術・戦術論1h→実技2h

2日目・・・実技2h→技術・戦術論1.5h→キーパー論1h

 

この度日本サッカー協会のC級指導者ライセンス講習会に参加してきました

参加者は約20名で、半分くらいはいわゆるお父さんコーチであったり、子供がサッカーを始めたから知識をつけるために来た30〜40代の方々でした。

 

実技と講義が同じくらいの分量で組まれており、正直実技はかなりしんどいです笑

求められる技術レベルとしては、普通にボール蹴ったりできれば大丈夫かなと。

プレー強度としては現状そんな高くはないので、余程の運動不足でない限りついていけなくなることはないと思います。

ただ、やはり連日だったりするので、疲労感はかなりあるってとこがしんどい要因です…

 

けれどもまあ、トータルでみれば実技とかに不安がある方も全然いけると思います!

 

②に続く

アメリカサッカー コーチングライセンス制度

最近はほんとグローバルな世の中ですよね…

というわけで、僕は前々から海外ライセンスの取得を考えています

自分には特筆した選手キャリアが無いので、それを少しでも補う為に有効なのは、海外の指導者ライセンスではないかと。

資格ってのは保有者が少なければ少ないほど、価値が高まる(もちろん数より資格のブランドが重要ですが)故に、日本においてはまだまだ海外ライセンス保持者は一目置かれる存在ではないでしょうか。

まあ資格あっても指導力が大したことなければ意味ないんですけどね。

 

で、今回スポーツ科学においては最高レベルではあり、近年サッカー熱が高まっているアメリカ合衆国の指導者ライセンス制度を調べてみました。

基本的システムは以下の図です。

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特徴①無料のグラスルーツコーチング講習がある。

1番下のコースはこれ無料の講習だそうで、日本でいうとキッズリーダーみたいな資格ですね。無料ってのが普及させるうえで重要かと思います。

 

特徴②人数によって違う講習コースが開講されている。

下から2番目、これは4v4や7v7などそれぞれ独立したものなんですね。恐らく指導する対象に合わせて、無駄をカットした形になっています。

 

特徴③Dコースからは11v11を想定か

Dコースの受講条件として最低でも11v11のコースを通過してることが定められています。故に、ある程度本格的に指導する人はここからが重要でしょう。

 

特徴④Cライセンス以降は指導経験

Cライセンスは18歳以上で、Dライセンスを最低12ヶ月間保持してないと受講できません。

この先も、Bは12ヶ月のC級保持&3年のコーチング経験が必要です。

しかしながら、推薦制度等は無いようです。

 

では、日本人が取りに行きやすい資格かというと、あまりオススメは出来ません。

C級ですら、D級を1年以上保持してないとダメなわけですから(審査で海外ライセンスが同等と認められる場合もある)かなり長期滞在する場合でないと難しいでしょう。

 

この制度は近年改定がなされて現行の形になったようです。

 

 

森保ジャパンメンバー発表

■GK
東口順昭(ガンバ大阪)
権田修一(サガン鳥栖)
シュミット・ダニエル(ベガルタ仙台)

■DF
槙野智章(浦和レッズ)
佐々木翔(サンフレッチェ広島)
車屋紳太郎(川崎フロンターレ)
遠藤航(シント=トロイデンVV/ベルギー)
室屋成(FC東京)
植田直通(サークル・ブルッヘ/ベルギー)
三浦弦太(ガンバ大阪)
冨安健洋(シント=トロイデンVV/ベルギー)

■MF
青山敏弘(サンフレッチェ広島)
山口蛍(セレッソ大阪)
大島僚太(川崎フロンターレ)
伊藤純也(柏レイソル)
中島翔哉(ポルティモンセ/ポルトガル)
堂安律(フローニンゲン/オランダ)
三竿健斗(鹿島アントラーズ)
伊藤達哉(ハンブルガーSV/ドイツ)
南野拓実(ザルツブルク/オーストリア)

■FW
杉本健勇(セレッソ大阪)
小林悠(川崎フロンターレ)
浅野拓磨(ハノーファー/ドイツ)

 

というメンバー構成になりました。

個人的には前回のブログで、シュミットダニエル選手の選出を見事に当てることが出来て嬉しいです笑

 

とはいえ今季、絶対的レギュラーではない(出場数的には控え?)存在であるため、更なるクオリティの向上に期待します!

 

 

浅野or小林悠のトップに

堂安and中島がシャドー

ダブル伊藤でウイングバック(達哉の方はスタミナが不安ですが)

そこに大島あたりがセントラルで絡んでくると面白いサッカーが観れそうだと思います!

 

若手勢に是非結果を残して欲しい9月シリーズです。

次の日本の正GKは誰になるのか

8月30日 本日森保ジャパンの最初の代表メンバーが発表になります。

 

私が注目しているのはGKの人選です。

コンディションを考慮すればW杯で正GKを務めた川島選手の選出は無いうえに、次代を担うとされた中村航輔選手も脳震盪からの復帰が出来ていない。

 

そうなれば、本日選出されるGKは一体誰になるのか。

普通に考えれば、西川選手(浦和)東口選手(G大阪)は入るだろうと。

特にポゼッションを重視するスタイルならば西川選手は大きな貢献が期待できます。

では、あと一枠は誰になるのか。

林彰洋選手(F東京)林卓人選手(広島)権田選手(F東京)が現実的ではありますが、こうなるといかんせんGK3人の年齢が高すぎてしまいます。

ほぼ全員が30超えてる(権田選手以外)となると、今後の積み上げが期待出来ないわけです。

 

そこで期待されるのは、仙台のシュミットダニエル選手でしょう!

ハリル前監督時代のGK合宿にも参加し、高さや年齢の観点からも非常にポテンシャルは秘めている選手です。

ベテラン3人で固めてしまうよりも、今回は特に、数年後を見据えた選手を1人入れる選択肢もあるのではないかと予想します。

森保一氏の日本代表監督就任は適切でないワケ

公式発表されてはいませんが、次期日本代表監督はU-23を率いる森保一氏になりそうですね。

個人的には、現段階において森保氏は代表監督に適任ではないと考えます。

まず第一に、W杯の総括すらなされていない中で次期監督が決定されるのは、プロセスとして間違っていると思います。欧州の指揮官を招聘したくて、交渉に時間がないならば理解は出来ますが、ハナから日本人という国籍で限定しているなら焦る必要は皆無なはず。その辺のJFAの姿勢はここ最近本当に理解に苦しみます。

第二に、東京五輪という大きなプレッシャーのかかる舞台に臨むチームを作っている森保氏に、さらなる負担を強いる必要性が本当にあるのか、疑問に思います。決して経験豊富なワケではない(広島の監督を5年務めたのみ)彼に、兼任を任せられる根拠も不明です。

森保氏の就任は、日本人が自国の代表チームを率いるという点で喜ばしいことではありますが、一方で今その選択をすべきなのか、疑問が残ります。特に会長をはじめとした、JFAという組織に対する不信感は否めません。また過度な負担を強いることで、日本を代表する監督になる可能性を持つ森保氏を潰すこともあり得ます。

土壇場で何かが変わる可能性もありますから、それに期待しつつ、今後も代表チームの様子を厳しい目で見ていきましょう。

スカウティング形式の分析

Jリーグ再開と同時にDAZNに加入しまして、これから限られた時間の中で試合分析をしていければと思います。

が、細かい戦術解説などは多くの人がやっていますし、自分もそこまで戦術マニアではない為難しい。

そこで、自分をどこかのJクラブのスカウティング担当と仮定し、その視点での分析をしていこうかなと、考えてます。

どこのチームをやるかは未定ですが、早急に決めたいですね。

楽しみながらも、参考になるような形で記事に出来ればと思います。