大学生サッカーコーチの備忘録

4月に現場デビューした大学生サッカーコーチが指導について、分析した試合について述べてゆくブログです。

練習メニュー考案の難しさ①

育成年代指導者の1番悩む仕事はやはり、日々の練習メニュー作成ではないでしょうか?

今日は自分がメニューを作るときに意識しているポイントを、書き残します。

①本やインターネットは見ない

   メニューを作る際にやりがちなのが、練習メニュー本やインターネット上のメニューをそのまま持ってきてしまうことです。

必ずしも悪いことではないですが、自分は一切やりません。

理由は、うまくいかないからです。

自チームの選手の能力やパーソナリティ、グラウンドの広さ等環境面を考慮していない為、いざやってみたらイマイチうまくいかない。自分が作ってないから、エラーの理由もわかりにくい。コーチングのポイントが明記されてないことも多く、何をコーチングすれば良いのかめちゃくちゃになる。

という状態になるのは、選手にとっても、コーチにとっても成長の妨げでしかありません。

シンプルなもので良いから、自分でメニューを考案し、実践することで指導者もスキルアップすることが出来ますから、是非やってみてください。

小学校低学年の練習効率を最大限に高める手法とは

   4月から小学生の指導現場に立って、主に2〜3年生の指導をしています。その中で最も苦心しているのが練習効率の改善です。支障になっていると思うポイントは主に2つ。

①集中力の低さ

②目的のプレーや練習内容の理解に時間がかかる

しかしながら、どちらも改善する方法はあります!

①集中力の低さ→これは休む時間を限界まで減らし、熱中させれば改善します。子供は1つのことに集中しやすく飽きやすいです。故に、飽きる暇や余裕を与えないことが大切です。もちろん体力的な部分は考慮し、その中で練習の質が保たれるギリギリをいく必要があります。このラインは自分も試行錯誤しています。

 

②目的のプレーや練習内容の理解→これは、デモンストレーションと止めて説明の併用で改善します。まずスタート時はボートではなく、実際にデモンストレーションしながら説明する。そのうえで各グループに行なわせると、エラーが必ず発生するので、そこで再び止めて各グループごと(全体は集めない)でデモンストレーションをしながら説明。そうすると徐々に目的の現象やプレーが出てくるので、そこからは出来る限り止めずにコーチングで修正。

これが今のところ自分が1番ベストだと考えている練習の進め方です。とはいえ、より良い方法や選手のタイプによって適した方法があると思うので、試行錯誤するしかないですね。

プロサッカー監督を目指す理由

    さて、初回は何を書くかと考えたときに、備忘録ですから自分が監督を目指す理由を簡単に書き残しておこうと思います。

   自分は選手として結果を残すことなく、高校までのプレイヤー生活を終えてしまいました。一方で、高校時代から将来指導者になることに目標を定めてもいました。その後大学受験を経たのですが、ここで自分が最も重視したポイントが、サッカーだけしか知らない人間にならないということです。経営学科に進み、特にスポーツのビジネス面と競技面両方を理解出来る人材になることが、今後のキャリアを成功に導くと考えました。

    こんな感じで今現在(大学1年)に至りまして、4月から小学生サッカーの指導現場に立っています。難しいことも多々あり、簡単な道のりではないですが、頑張っていきます。